前回の記事で、食を整えるための3つのポイントをお伝えしました。
①カラダに良いものを食べること
②カラダに悪いものをなるべく避けること
③おおらかに考えて囚われすぎないこと
今日は「③おおらかに考えて囚われすぎないこと」について考えてみましょう。
食事は楽しく食べることも大切なポイントです。「美味しい」「楽しい」と感じる食事は、私たちの健やかなカラダと心をつくります。
国が定めた「食事のバランスガイド」に「ご飯をしっかり食べて、おかずや果物などをバランスよく組み合わせましょう」とあります。一昔前に言われた「1日30品目をバランスよく」ということは、どこにも書いてありません。
四十年以上前にアメリカで出された「マクガバンレポート」にも「人としての理想的な食事は元禄時代以前の日本の食事」と記されています。基本的な「良い食事」は、ご飯・味噌汁・少しのおかずや漬け物という「和食」なのです。
では、みんなが一律にそうすればよいかというと、そうとも言えません。
人により、体調により、気候により、日々合うもの・合わないもの、好きなものは変わります。
食事の目的は、食べたものを消化吸収して、自分の血となり肉とすることです。
まずはおいしく食べること。
次に消化吸収しやすいように、両方の奥歯でよくかんでしっかり唾液を出すこと。
食事の雰囲気も大切になりますね。楽しく食べているかな?振り返ってみてください。
また十分に消化吸収するためにも胃腸を元気にすることも大事です。
セルフモニタリングをしてみましょう。
「何を食べると自分はどうなるのか?」と、日々、少しだけ気にして食事をすると、自分に合うもの・合わないものが見えてきます。
献立を立てるときは農林水産省の「食事のバランスガイド」が参考になります。わかりやすいのは『まごはやさしいこ』です。豆類・ゴマ類・野菜・キノコ類・発酵食品などの酵素をたっぷり取りましょう、という考え方です。
セルフモニタリング、ぜひ実践してみてください!2週間でカラダの変化を感じとることができると思います。食べられることに感謝し、おいしく、楽しく、ありがたくいただきましょう。
2年以上続く、コロナの話題。普段はおおらかに過ごせる方でも、考えすぎたり、気にしすぎたりしてしまっているかもしれません。
心配になるあまり、マスクや消毒など、個々の感染対策に神経質になり過ぎているかもしれません。
2年間で、陽性者になったり、濃厚接触者になったりしたかもしれません。身近な方がPCR陽性となり、亡くなられたかもしれません。
数々の行動制限の結果、通常の暮らしが送れなくなり、たくさんの悲しいこと、辛いことがあったことと思います。
降りかかるストレスを誰かのせいにしたくなり、人を責めてしまったこともあったかもしれません。
この2年間で、仕事・収入・家族・健康を失った方がたくさんいます。自ら命を絶った方がたくさんいます・・・
でも、それでも、これを読んでくださっている皆さんは、私たちは、無事に今を生きています。
色々あったかもしれませんが、今を生きています。
テレビや新聞やインターネットで触れている情報が真実とは限りません。
あなたの目の前の世界が、あなたの今の暮らしが、現実です。
存在しているのかしていないのか、目で見ることもできないウイルスに怯え続けて暮らすのも、おおらかに囚われすぎないようにしてコロナ以前のように楽しく暮らすのも、あなたの選択です。
あなたは、これからをどう、生きていきますか?
*本記事は日頃の活動で得た情報をまとめたものです。
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