子どもたちの置かれている状況について、考えます。
岐阜県はまん延防止等重点措置が再延長されました。
1月21日(金曜日)から2月13日(日曜日)まで(24日間)
2月14日(月曜日)から3月6日(日曜日)まで(21日間)
3月7日(月曜日)から3月21日(月曜日・祝)まで(15日間)
3月4日に更新された県からのお知らせです。
学校について、このような記載があります。
・1人陽性が判明した時点で実施していた学級閉鎖については、校内の感染状況等を踏まえて柔軟に対応〔学校〕
・原則中止としていた部活動については、平日4日、2時間以内で実施。ただし、県内外を問わず練習試合・合宿等は、原則禁止〔学校〕
・合唱、管楽器演奏など、特に感染リスクが高い活動は、原則中止〔学校〕
合唱や管楽器の演奏は感染リスクが高いとされています。吹奏楽部は十分な活動ができているのでしょうか。
県内の学校は2022年に入り、各地で学級閉鎖が相次ぎました。クラスに陽性者が1人発生したら学級閉鎖になっていたためです。
PCR検査は3割が偽陽性です。検査で陽性になっても「新型コロナの感染者」とは断定できません。
子どもたちはPCR陽性となり、症状があっても、ほとんどの子どもが軽症です。PCR陽性の死亡は10代で6人、10歳未満は2人です。
2021年10月7日の静岡新聞に掲載された、保護者・保育士・医師・行政担当者の座談会では「行き過ぎた対策 今こそ見直すべき」との議論がありました。
この中で、静岡済生会総合病院小児科医の塩田勉先生が「びっくりするほど軽症」と述べています。
当院ではコロナでこれまで入院した子どもは2人、うち酸素を投与したのは1人でした。静岡市内全体でも入院した子どもは10人未満です。びっくりするほど軽症です。小児科ではコロナで陽性が出ると「まず大丈夫」と安心します。一方で今春以降に大流行したRSウイルスは当院だけで70人入院し、ほとんどが酸素投与しました。RSウイルスやインフルエンザはそれぞれ年間数十人の小児が命を落としています。
岐阜県の「第6波」非常事態宣言の中に、学校運営についての記載があります。
この中に「黙食」という記載があります。まん延防止等重点措置の間だけでなく、「通常の期間」も同様と書かれています。
子どもたちは、通年で「黙食」を強いられています。
14分ルールが問題になっています。15分経過すると濃厚接触になるとの懸念から、給食を14分で切り上げている学校が存在しているようです。3月7日の衆議院予算委員会で水岡俊一議員が話しています。
水岡俊一議員
「14分給食ルール」はお聞きになったことあるでしょうか。小学校で「いただきます」と食べ始め、それと同時に先生がタイマーをセットして、14分になったら「はい、終わり」というようなことが起こっていると。様々な問題を、はらんでいるんですが、文科大臣はどうお感じになりますか。
マスクについても同様に、子どもたちは通年での着用を強いられています。マスクの長時間・長期間の着用は様々な弊害があります。
不登校・自殺の増加・・・子どもたちが悲鳴を上げています。
子ども達は、大人がつくったルールや選択の中でしか生きられません。
お年寄りを守らなければならないのももちろんあります。
でも一部の大人達を守るために、子ども達を犠牲にしても良いのでしょうか?
それは誰もが当たり前に違うことだと思うと思います。
だけど「まず先に、子ども達を守ろうよ」という声が、大人達からはあがってきません。
行事や部活や大会は中止、小さな子どもにマスクをさせて、お友達の顔も知らず、表情を見ることもなく過ごす。ご飯中は黙食。
発育上良くないんじゃないか?というのは、素人でも想像がつきます。
ワクチンも同様です。
子ども達は、大人達が決めたルールに従わざるを得ない。
後遺症に悩む子ども達は言うでしょう。
「どうして大人達はこんなことになる前に止めてくれなかったの?どうして私たちをこんな風にさせたの?」と、聞かれたら、どう答えますか?
みんなの笑顔を守る会は、2021年5月から子ども達を守るために声をずっと挙げ続けています。
みんなの笑顔を守る会では、これまで、子どもたちのマスクについて、様々な活動をしてきました。
チラシを作成し、県内全域で配布してきました。他県からも、たくさんのお問い合わせをいただき、全国各地で配布されています。
アンケートを実施しました。そして、岐阜県や厚労省・文科省に陳情してきました。
岐阜県に「マスクをつけられませんカード」「アルコール消毒できませんカード」を作成してもらいました。そして、このカードを県内全域で広める活動もしてきました。
ノーマスク=濃厚接触者ではないと、保健所が見解を統一してくれました。
1人でも多くの子ども達を救いたい。
当会が出来ることは限られていますが、1人でも多くの大人たちが声を挙げれば、変えられることは沢山あると思います。
あなたは、何を思い、何ができると考えますか?
*本記事は日頃の活動で得た情報をまとめたものです。
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